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腰痛治療について

重いものを持ち上げた時、中腰で仕事をした時、後ろを振り向いた時、などの原因で腰痛になり悩んでいませんか。

負傷してからなかなかよくならなくて長期間、腰が痛くて大変な時があると思います。仕事を休んだり、腰を曲げたり伸ばしたりすることで痛みが強く出て家事や仕事に重大な影響を与えることがあります。
骨盤の仙腸関節が悪かったり腰椎がゆがんだりしてその周辺の筋肉が緊張して痛みが出ます。仙腸関節関節や腰椎を指で押すと痛みがあります。その周りの筋肉にも圧迫痛があるのがほとんどです。その場合原因が圧痛部にあります。
圧迫痛が全然なくて痛みの出る場合もあります。その場合は痛みの発生している場所と関係がある他の場所に原因があることが多く関連痛といわれています。

腰痛が発症するときの主な筋肉

１　大腰筋

２　腰方形筋

３　多裂筋

大腰筋

大腰筋は大腿骨と背骨をつないでいる筋肉で直立姿勢を保持するときや太ももを引き上げるときに作用します。この筋肉が衰えると重い足を十分な高さまで上げることができません。つま先も下がってしまい「すり足」気味になります。ちょっとした段差にもつまずきやすく、転倒したりします。

深層筋なので表面からは触ることはなかなか難しいですがこの筋肉を緩めることによって腰痛は緩解します。

腰方形筋

腰方形筋は骨盤の高さに左右差を生じさせたり、姿勢にも関わる筋肉です。肋骨の一番下から腰椎や骨盤についています。脊柱の安定や骨盤の安定に関わっています。

姿勢保持に大きく影響する筋肉です。人によっては骨盤回りやお尻の方まで痛みを引き起こします。

赤い部分を斜め４５度の角度から指で押すと痛みがあります。

多裂筋

首から骨盤まで深部に位置する多裂筋の役割は脊柱分節毎の保護と安定性の維持です。腰部安定性を確保するために大切な筋肉です。

腰椎のすぐ側方を指で押すと痛みがあります。多裂筋は脊椎が異常に転位するのを防止する為に必要な筋肉ですが短いのでとても固くなりやすく柔らかくすることがとても重要です。マッサージ、テーピング等で柔らかくして圧痛を消去します。

腰痛が発症するときの主な関節

１　仙腸関節

２　腰椎椎間関節

仙腸関節

仙腸関節は骨盤の骨のひとつである仙骨と腸骨の間にある関節で靭帯で強固に固定されています。以前は不動関節といわれ関節が動いたり、ずれたりするとがない関節といわれていましたが現在では５～２ミリほど動いて、1～２ミリずれ関節のかみ合わせが悪くなったりするといわれています。仙腸関節がずれると腰痛を発症しやすくなりますので矯正が必要です。