自 律 神 経 失 調 症 治 療

自律神経失調症治療について

自律神経失調症は人によっていろいろな症状が出ます。

倦怠感、疲労感、熱っぽい感じ、手足のしびれ、平衡感覚がとれない、動悸、息切れ、めまい、頭痛、不眠、寝汗、食欲不振、胃痛、吐き気、肩こり、背中の痛み、腰の痛み、腹痛、下痢、便秘などの症状があります。

• 私は若いころ、背骨（頸椎、胸椎）を負傷した経験から自律神経失調症のような症状を経験し、いろいろな方法をためした結果から自律神経失調は首のコリや背骨の胸椎周辺に原因があると思っています。この部分を正常に調整すると症状が軽減したり治癒します。
• 自律神経失調の症状は女性の方だとわかると思いますが更年期障害にとても似ています。更年期障害は女性ホルモンの低下で起こるといわれています。女性ホルモンの分泌の指令をつかさどっているのは脳の視床下部と脳下垂体です。特に視床下部は血流、血圧、心拍、発汗、体温などに関わっています。
• 視床下部は自律神経やホルモンなどの脳内物質をコントロールしています。自律神経は首の部分にたくさん集まっており、首のコリが強くなるとバランスを失い、脳の視床下部や脳下垂体も正常にはたらかなくなるのではと思っています。ですから首の緊張を緩ませることは非常に大切です。
• めまい、立ちくらみ、胸のあたりがモヤモヤしてなんとも苦しい、胃痛、吐き気、気持ち悪さなどの症状は上部胸椎（肩甲骨周辺の背骨）の異常やコリからくることが長年の治療の中で分かってきました。この部分を矯正や筋肉を緩めることで症状は緩解又は治癒します。
• 胸椎は内臓と密接な関係があり胸椎が正常、または胸椎周辺の筋肉の緊張を和らげると内臓が活発になり自立神経失調症にとても有効です。
• 自律神経失調症は猫背と密接な関係があり肋骨全体も正常な位置でなくなり横隔幕も影響を受けますので肋骨の矯正、横隔膜の矯正は非常に重要です。